海外旅行の準備で悩みがちな「パッキング」。必要なものをすべて詰めたいけれど、荷物はできるだけ軽くしたい。そんなジレンマを解決するために、この記事では失敗しないパッキングの方法や、重量制限に引っかからないコツを詳しくご紹介します。
必要なものをリストアップする

まず、いきなりパッキングを始めるのではなく、必要なものをリストアップしましょう。
このサイトでは、目的地別に持ち物リストを作っています。
PDFのほか、Googleスプレッドシート形式でもダウンロードが可能。ご自身の状況に合わせて必要なものを追加したり、不要なものを削除したりと柔軟にご活用いただけます。
ぜひ持ち物リストDLのページからダウンロードしてみてください。
荷物は「分ける」

リストアップが終わり、「いざパッキング!」となれば、「分ける」ことを意識しましょう。
具体的には、次の通り。
順に解説しますね。
保管場所を分ける
まずはスーツケースと手持ちのバッグなど、保管場所を分けましょう。
当然、かさばるもの・重いものやあまり使わないものはスーツケースに、よく使いそうなものは手持ちのバッグに入れておくと、あとあと便利です。
上下に分ける(スーツケース)
また、スーツケースの中も、下は重いもの、上は軽いものと分けるといいでしょう。
スーツケースは、立てた状態で持ち運ぶことになります。その際、下の方に重いものがある方が安定するため、持ち運びが楽になります。
逆に上に重いものがあると不安定になり、段差などに引っかかったときにスーツケースが倒れるおそれがあります。
ジャンル別に分ける
さらに、トラベルケースなどを使って持ち物を分けることで、スーツケースやバッグの中を整理しやすくなります。
ガジェット系や消耗品、衣類など、ジャンルで分けるようにしましょう。
トラベルケースは、100円ショップなどでも手に入ります。
重量制限に引っかからないコツ

重量制限に引っかからないコツは、次の2つです。
順に見ていきましょう。
重さを量る
まずは、単純に重さを量ること。
出発前なら体重計を使うのもありですが、旅行先からの帰りではこの手は使えません。
そこでおすすめなのが、デジタルスケールです。

スーツケースなどの持ち手に巻き付けて持ち上げるだけで、重さがわかるスグレモノ。
かさばらなず、重くもないので、旅行先に持って行くのもおすすめです。
ご利用の航空会社や、座席のクラスなどによって重量が変わってくるので、確認しておきましょう。
裏技:「着る」バッグで荷物を多めに運べる?
2つ目は、「着る」バッグを使うことです。
筆者の友人が2024年に海外に行った際、物がたくさん入る(バッグのような)ベストを使ったとか。
何がすごいかというと、ベストなので空港で重さを量られないんです!
しかもこれ、ノートPCまで入るすぐれもの。友人はキーボードにもこだわりがあり、けっこうな重さなのですが、そちらもベストに入れて持っていけたとのことでした。
Amazonで「切る カバン」などで検索するといろいろ出てきます。興味があれば一度見てみてください。
豆知識としてお伝えしており、推奨しているわけではありません。航空会社も何らかの対策をしてくる可能性はあるので、最新情報に留意しつつ、あくまで自己責任でお願いいたします。
まとめ
この記事では、海外旅行のパッキングの方法や、重量制限に引っかからないコツを紹介しました。
まずリストを作り、「分ける」ことを意識し、重量制限もうまく避けましょう。
せっかくの海外旅行を120%楽しむためにも、ぜひこの記事のコツを取り入れてみてくださいね。