インドネシアに10年以上住んでいた筆者は、それなりに各地を旅行で訪れました。
写真が多数残っているところで言うと、次のとおりです。
この記事では、各地での旅行記や、役に立った持ち物をシェアします。
「バタム」「ビンタン」「ブキティンギ」と続いているので、「べ」と「ボ」で始まる町にも行っておけばよかった……。
バタム島旅行記
インドネシアに住んでいたときに、年越しをバタム島で迎えたことがあります。
シンガポールの近くで、ジャカルタからだと、飛行機で1時間40分ぐらい。
年越しの花火が記憶に残っているのですが、それよりもライトアップされたモスクが印象的でした。

あと、お腹が空いてふらっと立ち寄ったお店のメニューに「Saba」を発見してテンションが上がったのを覚えています。わたしが住んでいた町では見たことなかったので。

この「Saba」がわたしの思っている「サバ」かどうか、メニューの写真にはソースがかかっていて確認できず。
店員さんに声をかけ、現物を見せてもらったら……本当にサバでした!

魚は(ほぼ)見分けられないわたしでも、これがサバであることはわかりました。
メニューの写真のソースは無視して、シンプルに塩焼きにしてもらって堪能しました。

ビンタン島旅行記
バタム島で新年を迎えたあと、ビンタン島に向かいました。
バタムからの移動には、船を利用。


インドネシア人の同僚がビンタン島出身で、名物だと教えてくれた「Mi Lendir」を堪能。


そして、ビンタン島からさらにボートに乗って、プニュンガット島へ。
モスクを見に行きました。

このモスク、わたしは外か眺めただけでした。理由は、インドネシア人の同僚から「ムスリム以外は入らないほうがいい」と言われたからだと記憶してます。
ちなみにインドネシア語版Wikipediaによると、このモスク、接着剤として卵の白身が使われたとか。当時、卵は黄身だけ食べることが多く、建築を担当した人が残った白身を有効活用したんだそうです。
ブキティンギ旅行記
スマトラ島のブキティンギにも3回行ったことがあります。
ブキティンギには空港がありません。ジャカルタからだとパダンまで(1時間40分ぐらい)飛行機に乗り、そこから車に3時間ほど揺られて行くのが一般的なようです。
インドネシア各地にあるパダン料理発祥の地だとかで、ここで食べると一味違う気がしました(味オンチな個人の感想です)。

トレッキングもできまして、わたしは運よくラフレシアが咲いているところを目撃できました!(写真は残ってません……)
あと、ブキティンギはジャム・ガダンという時計台が見どころのひとつ。

※時計は4つ付いているのですが、それぞれが違った時間を示していたのは言うまでもありません。
年越しカウントダウンの際に訪れたら、かなり混み合っていました。

タナトラジャ旅行記
タナトラジャには、ジャカルタからスラウェシ島で最大の都市・マカッサルに飛行機で行き、そこから車で向かいました。
飛行機は2時間半ほどでしたが、マカッサルからタナトラジャまでは300km以上離れており、山道もあったため、かなり時間がかかりました。Googleマップで見たら9時間弱かかることになっています……。
そこまでしてタナトラジャに行った理由は、お葬式を見たかったから。
同地ではお葬式が盛大に行われるんです。こちらの牛は生贄用……。

亡くなった方が生きていたときの姿を人形にした「タウタウ」というものもありました。

ちなみに、もう一度マカッサルまで戻るのはしんどいので、北上してマナドという町で何日か過ごし、帰路につきました。
インドネシア旅行に役立った持ち物
インドネシア旅行で特に役立った持ち物は、次のとおりです。
順に見ていきましょう。
※その他の持ち物は、バリ島旅行の持ち物をまとめた記事をご覧ください。

この記事の持ち物リストは、「バリの観光税支払証明(QRコード)」を除けば基本そのまま使えます!
インドネシアのSIM

まず、インドネシアのSIMです。わたしは現地に住んでいたので、ふだんから使っているTelkomselという会社のものを使っていました。
ただ、旅行で訪れるだけなら、現地のSIMを契約するのは手間でしかありません。
出発前に契約しておけば、インドネシアでも追加料金なしで使えますから!
他社の場合、だいたいは海外で使うと割高になる中、楽天モバイルやahamoはかなり良心的。
ちなみに楽天モバイルはインドネシアで月2GBまで無料。やや少ない印象かもしれませんが、YouTubeはホテルのWi-Fiで見るなど、工夫すれば4〜5日は乗り切れます。
さらに、アプリ「Rakuten Link」の利用で、インドネシアから日本への通話が無料になります!0570番号など一部の番号は対象外ですが、携帯番号や市外局番で始まる番号などは無料の対象です。
筆者は、インドネシから日本の航空会社に電話するときにRakuten Linkを利用。かなり待たされたのですが、無料なのでイライラすることもありませんでした。
2GBでは不安という場合は、ahamoをご検討ください。月30GBまで、追加料金なしで使えます!
ただし、次の点にはご注意を。
- 15日以上海外で使うと速度制限がかかる
- インドネシアで使った分、日本で使えるギガも減る
(30GB/月はインドネシア+日本の容量)
ahamo公式サイトには、次のボタンからアクセスできます。
\ 海外でも追加料金なし! /
変換プラグ

変換プラグも、旅行の際には常に持ち歩いていました。基本的には、上の画像のCタイプのものです。
ただ、バタム島・ビンタン島はシンガポールが近いためか、コンセントがBFタイプ(下の画像)のケースも。

変換プラグもホテルで貸してもらえたので問題ありませんでしたが、自分で持っておくとより安心です。
まとめ
この記事ではインドネシアの旅行記と、役立った持ち物をシェアしました。
旅行先としてはややマニアックかも知れませんが、その分、出回っている情報も少ないはず。
何かしら、お役に立てば幸いです。