エジプト旅行の持ち物リスト～古代遺跡や砂漠を歩くときの注意点は？

ピラミッドやスフィンクス、アブ・シンベル神殿など、数々の古代遺跡が残るエジプト。この記事ではエジプト旅行をする際に必要な持ち物や、あると便利なアイテムなどをジャンル別にご紹介します。

また、ピラミッドや砂漠を安全に散策するために気をつけたいポイントや、おすすめのSIMなども解説しますので、旅行の準備にぜひお役立てください。

一番おすすめのSIMは楽天モバイルです。海外でも無料で2GBまで使えるので、4〜5日なら乗り切れます。

エジプト旅行の持ち物リストは、次のとおりです。

海外旅行におすすめのSIMを解説した記事もあります。よろしければお読みください。

各持ち物の詳細の解説はこちらから↓↓↓

エジプト旅行に絶対に必要な持ち物

エジプト旅行に絶対必要な持ち物は、次のとおりです。

※筆者の主観で選んだものもあります。「あると便利な持ち物」もご参考に、ご自身に必要なものをご検討ください。

順に見ていきましょう。

パスポート

海外旅行に必要なアイテムといえば、パスポート。旅行中、身分証明書として常に携帯する必要があります。

エジプトに入国するには、パスポートの有効期間が6ヵ月以上必要です。前もって確認しておきましょう。

万が一のときに備え、パスポートのコピーをとって、スーツケースの奥に保管しておくと安心です。

ビザ

日本人がエジプトへ入国する際はビザが必要です。観光やビジネス、どちらの場合でも取得しましょう。ビザを取得するには、次の3つの方法があります。

ビザの取得について詳しくは、在エジプト日本国大使館の公式サイトをご確認ください。

eチケット控え

eチケット（航空券）の控えをスマートフォンに保存し、フライトナンバーや時刻を確認できるようにしましょう。

入国審査の際に帰りの航空券の提示を求められる場合もあります。念のためプリントアウトして、デジタルと紙の両方用意しておくとよいですね。

現金

現地通貨のエジプトポンド（EPG）を財布に入れておきましょう。

エジプトでは現金での今でも支払いが主流です。特に個人経営の店舗やタクシーでは、現金払いのみの場合もあります。タクシーではおつりが出ないこともあるので、5～50エジプトポンドの少額紙幣を持つようにしましょう。

両替は、エジプトの空港やホテルのフロント、街の両替所でできます。日本よりも現地で両替した方がレートが良いことが多いようです。

エジプトの都市部では、多くの場所でアメリカドルが使えるので、手もとにあれば旅行に持っていくとよいでしょう。

エジプトではチップは義務ではありませんが、支払う場面も少なくありません。
レストランやタクシーでは、会計の10～15%程度が相場です。

クレジットカード

エジプトでの支払いは現金が中心ですが、クレジットカードが利用できる場所も徐々に増えてきました。クレジットカードで支払う際はPIN コード（暗証番号）を求められることも多いので、前もって確認しておきましょう。

出発前にクレジットカードの利用限度額をチェックし、できれば数種類持っていくとよいですね。

海外でクレジットカードを使うには、海外利用の手続きが必要な場合があります。カード会社に確認しておきましょう。

洋服・下着・靴下

エジプトは国土の大半が砂漠気候なので、一年中気温が高く乾燥していますが、それでも夏と冬とで気候が違います。

日本のような四季はありませんが、1年を4つに分けて解説しますので、服装選びの参考にしてみてくださいね。

3月～5月の服装

この時期のエジプトは、日本の初夏から真夏のような気温です。半袖でも過ごせますが、朝晩冷え込むことがあるため、上着を重ね着して体温調節できるようにしましょう。ハムシーンと呼ばれる砂嵐が起こることもあります。

6月～9月の服装

この時期は、エジプトの真夏です。強い日差しが降り注ぎ、日中は気温40度以上になることもあります。肌を直射日光に当てないように、風通しのよい薄手の長袖や長ズボンを着用するのがおすすめです。

10月～11月の服装

少しだけ暑さがやわらぎますが、それでも気温の高い日が続きます。夜になって急に冷え込むこともあるので、上着を持ち歩いて気温の変化に対応しましょう。

12月～2月の服装

この時期はエジプトの冬にあたり、日本の春先くらいの気温になります。観光にぴったりの温暖な季節ですが、カイロでは朝晩の冷え込みが厳しい日もあります。少し厚手の上着を用意するとよいでしょう。

帽子・サングラス

強い紫外線から身を守るため、帽子やサングラスは必須アイテムです。日差しをさえぎるものが何もない砂漠を歩くなら、首や耳もきっちりカバーできる帽子を選びましょう。UVカットタイプの帽子を選べば、より効果的に紫外線対策ができます。

黒いサングラスに抵抗がある方には、透明なレンズで紫外線をさえぎるクリアサングラスもおすすめです。

日焼け止め

一年中日差しの強いエジプトでは、日焼け止めが必須アイテムです。使っていないとやけどのようになるおそれがあります。日本ではあまり紫外線を気にしない人でも、エジプトではこまめに日焼け止めを塗りましょう。

日焼け止めはエジプトでも買えますが、肌に合わない場合があります。日本から使い慣れたものを持っていくのがおすすめです。

トイレットペーパー

「持っていってよかった！」という声をよく聞くのがトイレットペーパーです。エジプトのトイレには紙がない場合が多く、あったとしてもガサガサして品質が良くありません。

ポケットティッシュを使うのもよいのですが、日本からトイレットペーパーを持っていけば、たっぷり使えて快適です。ぜひスーツケースのすみに入れていってくださいね。

常備薬

旅先では、慣れない環境のために体調を崩しやすくなります。エジプト旅行では、食事や水が合わなくてお腹を壊す人も多く見られます。下痢止め・胃腸薬・風邪薬など、飲み慣れた薬を持っていきましょう。

エジプトに入国する際、個人で持ち込める医薬品は3ヵ月分までです。詳しくは、外務省海外安全情報を確認しましょう

スマホ

今やスマホは、旅行になくてはならないアイテムです。

ホテルの予約確認書などの必要な書類を提示したり、現地の地図や情報を検索したりするほか、写真・動画撮影や翻訳など、あらゆる場面で活躍します。忘れずに持参しましょう。

日本のSIMをそのまま使うと申し込みや返却の手間が省けるため便利。

海外では料金が割高になりがちですが、楽天モバイルやahamoは追加料金なしで使えるのでおすすめです。

楽天モバイルやahamoについて詳しく解説した記事もあります。

充電器・ケーブル

スマホ・タブレット・カメラなどに使用する充電器とケーブルも必要です。忘れずにカバンに持っていきましょう。

スマホやタブレットの充電器は、エジプトの電圧（220V）に対応しているので、変圧器は不要です。気になる方は、念のため充電器の表示をご確認ください。「100〜240V」と記載されていれば、エジプトでも使用できます。

モバイルバッテリー

大切なスマホが充電切れになっては困ります。特に、ピラミッドや砂漠を観光するときは長時間の外出になるため、充電切れには注意が必要です。モバイルバッテリーを、忘れずに持ち歩きましょう。

画像のモバイルバッテリーは、iPhone 16を約2回充電できる大容量かつ、クレジットカードサイズというコンパクトさを実現。持ち運びにも大変便利で、おすすめです。

航空会社によっては、機内でのモバイルバッテリーの使用が禁止になったり、機内では常に携帯（または座席の下や前の座席ポケットに保管）することが義務づけられていたりします。詳しくは、ご利用の航空会社公式サイトなどでご確認ください。

SIMカード・レンタルWi-Fi

エジプトの都市部ではインターネットが普及しており、街なかで利用できるWi-Fiスポットが増えてきました。それでも、移動中や郊外ではWi-Fiが利用できないことがあります。

エジプトでも気兼ねなくインターネットを利用するには、SIMカードやレンタルWi-Fiを持参するのがおすすめです。

国際ローミングでスマホのデータ通信を利用すると、料金が割高になるため注意しましょう。

ただし楽天モバイルやahamoは例外。トルコでも追加料金なしで使えるので安心です。

楽天モバイルは、月2GBまで無料。足りるかどうか不安かもしれませんが、YouTubeを見るときにホテルのWi-Fiを利用するなど、うまく使い分ければ4〜5日は乗り切れます。

さらに、アプリ「Rakuten Link」でエジプトから日本へ無料で電話ができるのも大きな魅力。0570番号など、一部例外はありますが、携帯番号や市外局番で始まる番号などは無料の対象です。

緊急で日本に電話をかける必要が出てきた場合も安心ですね。

2GBでは心配なら、ahamoをご検討ください。月30GBまで無料で使えます。

ただし、次の点には注意が必要です。

ahamo公式サイトには、次のボタンからアクセスできます。

＼ 海外でも追加料金なし！ ／

楽天モバイル、ahamoについて詳しく解説した記事もあります。よろしければお読みください。

変換プラグ

エジプトのコンセントは画像のCタイプで、丸いピンが2本です。日本のAタイプとは異なるため、スマホなどを充電するために、変換プラグを持っていきましょう。

各国のコンセントに対応した変換プラグを1つ持っていると、旅行のたびに使えて便利です。日本の会社では、無印良品やサンワサプライなどが発売しています。

スーツケースなどの鍵

スーツケースやバッグの鍵は、忘れずに持っていきましょう。旅先でスーツケースやバッグが開けられなくなった場合、中の物を取り出すために鍵を壊すことになりかねません。

スーツケースやバッグの鍵は通常、予備を含めて2本付属しています。鍵を1本なくしたときに備えて、予備の鍵も持っていき、スーツケースやバッグとは別の場所に保管しましょう。

エジプト旅行にあると便利な持ち物

エジプト旅行にあると便利な持ち物を、次のジャンルに分けて解説していきます。

書類

あると便利な書類は次のとおりです。

順に見ていきましょう。

海外旅行保険証書

海外旅行をする際には、海外旅行保険への加入が欠かせません。

エジプトを旅行中、病気やケガのため病院で治療を受けた場合、支払った医療費を保険でカバーできます。また盗難に遭った場合や、ホテルや観光施設で展示品などを壊してしまった場合でも、損害賠償金を保険で補うことが可能です。

万が一のときに備えて、出発前に海外旅行保険に加入し、保険証書の控えを持ち歩くようにしましょう。

病院で治療を受けたときは、忘れずに診断書や領収書をもらいましょう。いつでも保険会社に連絡できるよう、問い合わせ先をメモしておくと安心です。

ホテルの予約確認書

予約したホテルの予約確認書を持っていきましょう。予約内容や支払いの有無を証明できます。

ホテル以外にも、予約した現地のツアーや列車のチケットなどがある場合は、それらの予約確認書や日程表もお忘れなく。

言葉が通じにくい海外では、予約を証明できるものを持っていると、トラブル防止につながり安心です。すぐに確認できるよう、紙とデジタルの両方を用意しておきましょう。

衣類など

衣類や身につけるものは、次のとおりです。

順に解説します。

ストール・薄手の上着・カーディガン

一年を通して温暖なエジプトですが、春・秋・冬には昼と夜の寒暖差が激しい日もあるため、服装に注意する必要があります。薄手の上着、カーディガンを持っていくと、体温調節がしやすくて重宝しますよ。

ストールは、美術館や宗教施設などを訪れるとき、肌を覆うのにも便利です。強い日差しや冷房対策にも役立つので、ぜひ一枚持っていきましょう。

エジプトでの服装は気候だけでなく、イスラムの文化にも配慮しましょう。過度に肌の露出の多い服装で出かけるのは、控えるようにしてください。

歩きやすい靴

履き慣れた靴があれば、長時間歩いても疲れにくく快適です。真夏はスニーカーを履くと暑いので、サンダル履きの人も多く見られます。

砂漠を歩くときは、履き物の中に砂や石が入ってこないように気をつけましょう。サンダルのときでも靴下を履いて、歩いているうちに脱げないよう、しっかりしたストラップのあるサンダルを選んでください。

メガネ・コンタクト

砂漠の多いエジプトでは、砂ほこり・乾燥・強い日差しなどで、目がダメージを受けやすくなります。いつもコンタクトを使用している方も、メガネを忘れずに。乾燥を防ぐための目薬は、使い慣れたものを日本から持参しましょう。

コンタクトの洗浄液は、飛行機に搭乗する際に医薬品として申告すれば、液体物の制限外になります。

パジャマ・部屋着

エジプトのほとんどのホテルでは、パジャマの提供がありません。

暑さや乾燥で疲れた体をしっかり休ませるために、着慣れたパジャマや部屋着を用意しましょう。

スリッパ

エジプトのホテルは、スリッパの備えつけがない場合がほとんどです。携帯用のスリッパを持っていくとよいでしょう。

飛行機のなかでも使えて、足元からリラックスできます。

耳栓・アイマスク

日本からエジプトまでは、飛行機で14時間あまり。行きも帰りもしっかり休めるように、耳栓やアイマスクなどの機内快適グッズを使いましょう。

時差ボケ対策のためにも、機内ではよく眠っておくことをおすすめします。エジプトの時差は、日本より7時間遅れ。サマータイムの時期は6時間遅れです。

エジプトでは、サマータイムの導入と中止が数年おきに繰り返されています。旅行をする際は、実施されていないか確認しましょう。

水着・ビーチサンダル・ラッシュガード

エジプトといえば古代遺跡や砂漠のイメージですが、紅海沿岸の美しいビーチリゾートも人気で、カイロとはまるで違う雰囲気が楽しめます。

ビーチリゾートも満喫したい方は、水着やビーチサンダルも持参しましょう。ラッシュガードを着ると、強い日差しから肌を守れます。

身の回り品

あると便利な身の回り品は、次のとおりです。

順に見ていきましょう。

歯みがきセット

エジプトのホテルでは、歯みがきセットの提供がほとんどありません。また現地で買うと、歯ブラシのサイズが口に合わない場合もあるため、日本から持参するのがおすすめです。

乾燥の厳しい砂漠を歩いたあとは、口の中をすっきり清潔にしたくなるもの。自分に合った歯みがきセットで、しっかり歯みがきをしましょう。

エジプトの水道水は飲むのに適していません。旅行者のなかには水道水で歯みがきをしてお腹を壊す人もいます。念のため、歯をみがくときはミネラルウォーターを使いましょう。

シャンプー・コンディショナー・ボティーソープ

エジプトのホテルでは、シャンプー・コンディショナー・ボディソープを置いていないことがあります。使い慣れたものを、小分けの容器に移して持参しましょう。

髪は砂ぼこりや乾燥、強い日差しによってダメージを受けています。トリートメントを使ってしっかりケアしてください。

スキンケア用品・化粧品

エジプトでは、肌もダメージを受けやすくなります。使い慣れた製品を日本から持参して、十分にケアしてください。

高保湿のリップクリームやボティクリームもあるといいですね。

ティッシュ・ウェットティッシュ・除菌シート

エジプトには、ティッシュやウェットティッシュ、除菌シートを多めに持っていくと重宝します。

エジプトの街のなかは、あまり衛生的とはいえません。大衆食堂や屋台でエジプト料理を味わうときは、テーブルや食器を除菌シートで拭いておくと安心です。

また、砂漠を歩いたあとに顔や手が砂ぼこりで汚れることもあります。そんなときも、ウェットティッシュで手軽に拭き取れて便利です。

汗拭きシート・タオル

気温が高く、一年中汗をかきやすいため、汗拭き用のタオルを持っていきましょう。

汗拭きシートも、汗や砂ぼこりで汚れた肌をさっぱりと清潔にしてくれるので、エジプト旅行で重宝します。現地では手に入りにくいため、多めに持っていくとよいでしょう。

水筒

厳しい暑さのエジプトでは、観光中の水分補給が欠かせません。短時間の散策でも水筒に水を入れて持ち歩き、こまめに飲みましょう。

ミネラルウォーターは現地でも買えますが、持ち歩いているうちに、ぬるくなります。保冷機能のある軽量のウォーターボトルを持参して、買った水がまだ冷たいうちに移し替えるとよいでしょう。

マスク

マスクは、感染症対策としてはもちろん、飛行機の中の乾燥から喉を守るのにも役立ちます。

砂漠の砂ぼこりを防ぐのにも有効。高機能マスクを何枚か持っていくとよいでしょう。

虫よけ・かゆみ止め

エジプトにも日本と同じように蚊がいます。虫よけやかゆみ止めを持っていきましょう。

特にオアシスの周辺に大量発生する場合があるので、虫よけスプレーをたっぷり使うことをおすすめします。

洗濯用品

エジプト旅行には、洗剤や洗濯物を干す紐などの、洗濯グッズを持っていくとよいでしょう。

砂ぼこりで汚れたシャツや靴下をホテルで洗えれば、衣類を清潔に保てます。

エジプトは空気が乾燥しているので、洗濯物がしっかり乾きます。

生理用品

必要に応じて、使い慣れた生理用品を持っていくことをおすすめします。エジプトでも買えますが、日本の製品のほうが品質が良く、使いやすいでしょう。

2～3日分持っていれば、急な場合でも安心です。

折りたたみ傘

一年を通して雨が少なく、乾燥しているエジプトですが、12月から2月は雨が降りやすい時期です。その頃に旅行するなら、折り畳み傘を持っていきましょう。

アンブレラポーチ（画像右）に使用後の折りたたみ傘を入れれば、バッグの中が濡れるのを防げます。

エコバッグ

おみやげや日用品などちょっとしたものを買うとき、エコバッグが一つあると便利です。

ガジェットなど

あると便利なガジェットや電化製品は、次のとおりです。

順に解説します。

変圧器

エジプトの電圧が220Vなのに対し、日本は100Vです。そのため、220Vの電圧に対応していない電化製品をエジプトのコンセントで使用すると、故障や火事の原因になるおそれがあります。必要に応じて変圧器を使いましょう。

おすすめは経済産業省認証済みの変圧器です。コンパクトな上、世界各国のコンセントの形状に対応しています。

スマホなどの充電器は通常100～240Vに対応しています。この場合、変圧器は不要です。

カメラ

ピラミッドやスフィンクス、広大な砂漠など、エジプトには日本にはないフォトジェニックな光景が広がっています。せっかくなら、スマホではなく一眼レフカメラで撮影してはいかがでしょう。スマホのバッテリーの消費も抑えられます。

砂漠で撮影する際は、カメラの内部に砂ぼこりが入らないように保護カバーをつけるなど、防塵対策をしましょう。予備のバッテリーやメモリーカードも持っていくと便利です。

エジプトでは、警察施設・政府施設・軍事施設・橋・空港・港湾・遺跡の内部・博物館・美術館の外周など、撮影禁止とされている場所が多数あります。このような施設は観光地にも存在するため、うっかり撮影して取り締まりの対象とならないよう注意しましょう。

イヤホン

長時間のフライトや空港での待ち時間に音楽・動画を楽しみたい方は、イヤホンを持参しましょう。

航空会社のなかには、イヤホンの貸し出しサービスを終了しているところもあります。そのため、使い慣れたイヤホンを持っていくことをおすすめします。

Bluetoothのワイヤレスイヤホンは、機内でも使えます。

ヘアアイロン・ドライヤー

普段使っているヘアアイロンやドライヤーを持っていく場合は、変圧器が必要です。

ただし、消費電力が大きすぎるため故障するリスクもあります。海外対応製品を買って持参する、またはホテルに備え付けのアイロンを使うことも検討しましょう。

その他

ここまでご紹介してきた持ち物に加え、エジプト旅行の際に活躍するアイテムは次のとおりです。

順に見ていきましょう。

スーツケースベルト

空港でスーツケースを預ける前に、スーツケースベルトを巻きつけておくと、輸送中に開いてしまうのを防げます。

また、着陸後に空港でピックアップするときの目印になり、スーツケースを取り違えるリスクも低くなるでしょう。

デジタルスケール（はかり）

お土産探しはエジプト旅行の楽しみの一つです。でもたくさん買いすぎて、荷物が重量オーバーになってしまっては大変です。空港で追加料金を支払うことになっては困りますね。

そんな心配を解消するために、ぜひデジタルスケールを用意しましょう。

スーツケースやバッグの持ち手に巻き付けて持ち上げれば、簡単に重さが量れて便利。 これさえあれば、ホテルでセルフチェックできるので、空港で荷物の重量オーバーに気づいて焦ることもなくなります。

英語フレーズ集

　エジプトでは、特に観光地では英語が通じやすいため、英語フレーズ集が役立ちます。

また、フレーズ集に頼ることなく英語を話せると、旅がより楽しくなるのは間違いありません。

そのために役立つのが、AI英会話アプリ。格安でいつでもどこでも英語の練習ができます。

中でもおすすめなのは、筆者も使っているELSA Speakというアプリ。とにかく発音判定の精度が高く、筆者も自信を持って話せるようになりました。

おすすめのAI英会話アプリをまとめた記事もあるので、よろしければお読みください。

エジプト旅行の持ち物についてよくある質問

エジプト旅行の持ち物について、よくある質問をまとめました。

まとめ

この記事では、エジプト旅行の持ち物リストと、よくある質問をご紹介しました。

持ち物リストは、以下のとおりです。

カテゴリ	持ち物	必要度 ※1	収納 ※2
書類など	パスポート	◎	バッグ
ー	ビザ	◎	スマホ・バッグ
ー	eチケット控え	◎	スマホ・バッグ
ー	海外旅行保険証書	◯	バッグ
ー	ホテルの予約確認書	◯	スマホ・バッグ
財布に入れるもの	現金	◎	財布
ー	クレジットカード	◎	財布
衣類・身につけるもの	洋服・下着・靴下	◎	スーツケース
ー	帽子・サングラス	◎	バッグ
ー	ストール・薄手の上着・カーディガン	○	バッグ
ー	歩きやすい靴	○	スーツケース
ー	メガネ・コンタクト	◯	バッグ
ー	パジャマ・部屋着	○	スーツケース
ー	スリッパ	○	バッグ
ー	耳栓・アイマスク	◯	バッグ
ー	水着・ビーチサンダル・ラッシュガード	◯	スーツケース
身の回り品	日焼け止め	◎	バッグ
ー	トイレットペーパー	◎	バッグ
ー	常備薬	◎	バッグ
ー	歯みがきセット	◯	スーツケース
ー	シャンプー・コンディショナー・ボディソープ	◯	スーツケース
ー	スキンケア用品・化粧品	◯	バッグ
ー	ティッシュ・ウェットティッシュ・除菌シート	◯	バッグ
ー	汗ふきシート・タオル	◯	バッグ
ー	水筒	◯	スーツケース
ー	マスク	○	バッグ
ー	虫よけ・かゆみ止め	◯	バッグ
ー	洗濯用品	○	スーツケース
ー	生理用品	○	バッグ
ー	折りたたみ傘	○	バッグ
ー	エコバッグ	◯	スーツケース
ガジェット・電化製品	スマホ	◎	バッグ
ー	充電器・ケーブル	◎	バッグ
ー	モバイルバッテリー	◎	バッグ
ー	SIMカード・レンタルWi-Fi	◎	バッグ
ー	変換プラグ	◎	バッグ
ー	変圧器	◯	スーツケース
ー	カメラ	◯	バッグ
ー	イヤホン	◯	バッグ
ー	ヘアアイロン・ドライヤー	◯	スーツケース
その他	スーツケースなどの鍵	◎	バッグ
ー	スーツケースベルト	○	ー
ー	デジタルスケール（はかり）	○	スーツケース
ー	英語フレーズ集	◯	バッグ

※1 必要度は次のとおりです【◎：必要 ◯：あれば便利】
※2 おすすめの収納場所です。

しっかりと準備を整え、安全に気をつけてエジプトの旅をお楽しみください。