「中国旅行」に必要な持ち物リスト〜季節ごとの服装は?

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悠久の歴史、壮大な自然、最先端の大都市など、中国はさまざまな魅力が詰まった国です。中国旅行をするなら、たっぷり満喫できるよう必要な持ち物を調べて準備したいですね。

この記事では、多様な文化や気候に対応するために必要な持ち物あると便利な持ち物をまとめました。

また、中国のWi-Fi事情やおすすめのSIMのほか、季節ごとの服装持ち込み禁止の物品なども解説しますので、参考にしてみてくださいね。

リストは、下の【ここをタップ】を押せば表示されます。

中国旅行の持ち物リスト
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※1 必要度は次のとおりです【◎:必要 ◯:あれば便利】
※2 おすすめの収納場所です。

カテゴリ持ち物必要度 ※1収納 ※2
書類などパスポートバッグ
eチケット控えスマホ・バッグ
海外旅行保険証書バッグ
ホテルの予約確認書スマホ・バッグ
財布に入れるもの現金財布
クレジットカード財布
衣類・身につけるもの洋服・下着・靴下スーツケース
薄手の上着やカーディガンスーツケース
歩きやすい靴スーツケース
帽子バッグ
サングラスバッグ
メガネ・コンタクトバッグ
パジャマ・部屋着スーツケース
水着・ビーチサンダル・ラッシュガードスーツケース
スリッパバッグ
耳栓・アイマスクバッグ
身の回り品ティッシュ・ウェットティッシュ・除菌シートバッグ
マスクバッグ
シャンプー・コンディショナー・ボディソープスーツケース
スキンケア用品・化粧品バッグ
歯みがきセットスーツケース
常備薬バッグ
エコバッグスーツケース
折りたたみ傘バッグ
日焼け止めバッグ
爪切り・綿棒・絆創膏スーツケース
虫よけ・かゆみ止めバッグ
生理用品バッグ
洗濯用品スーツケース
ガジェット・電化製品スマホバッグ
充電器・ケーブルバッグ
モバイルバッテリーバッグ
変換プラグバッグ
変圧器スーツケース
SIMカード・レンタルWi-Fiバッグ
カメラバッグ
イヤホンバッグ
ヘアアイロン・ドライヤーなどスーツケーㇲ
その他スーツケースベルト
スーツケースなどの鍵バッグ
デジタルスケール(はかり)スーツケース

このリストは、PDFGoogleスプレッドシート形式でダウンロードできます。ぜひ準備にご活用ください。

各持ち物の詳細の解説はこちらから↓↓↓

目次

中国旅行に必要な持ち物

中国旅行に絶対必要な持ち物は、次のとおりです。

パスポートから見ていきましょう。有効期限についても解説しています。

パスポート

パスポートは海外旅行に必要なアイテムです。旅行中は身分証明書として常に携帯する必要があります。

万が一のときに備えてコピーを用意し、スーツケースの奥の見えないところにしまっておくとよいでしょう。

中国へ入国する際、パスポートの残存期間は6か月以上が望ましいとされています。
なお、30日以内の観光目的の滞在なら、ビザは不要となりました(2024年より)。

eチケット控え

チケット

eチケット(航空券)の控えはスマホに保存して、フライトナンバーや時刻を確認できるようにしましょう。

中国では入国審査のときに、往復のチケット提示を求められることもあります。念のためプリントアウトして、デジタルと紙の両方を用意しておくと安心です。

現金

中国の通貨は人民元です。

近年、中国ではデジタル決済が広く普及しており、現金で支払う機会が減ってきています。

その一方で、小規模な店や地方では電子決済が使えない場合もあります。人民元に両替して財布に入れ、現金でも支払えるようにしましょう。

日本では考えにくいことですが、中国では偽札を渡されることもあります。
時間があれば、念のため日本で両替をしていくと安心です。

クレジットカード

クレジットカードは海外でも使えることを出発前に確認しておき、複数枚持っていくようにしましょう。

中国では、VISA・Master Card・AMEXといった、国際的なクレジットカードが使えない場合があるため、注意が必要です。

日本と中国で、クレジットカードの暗証番号の桁数が異なり、使用する端末に対応していないケースがあるからです。

モバイル決済のWeChat Pay(微信支付)やAlipay(支付宝)を、出発前に日本で登録しておくのもよいでしょう。

クレジットカードが利用できる場合は、スキミングにも注意しましょう

洋服・下着・靴下


中国は四季がはっきりしている地域が多く、地域によって気候が異なります。

そのため、旅行する時期や場所に合わせた服装を準備することが大事です。

季節ごとの気候の特徴と服装の注意点をまとめました。服装選びの参考にしてみてください。

春(3月~5月)の服装

温暖で過ごしやすい季節で、観光には最適です。朝晩は冷えるため、重ね着をして体温調節ができるようにしましょう。

夏(6月~8月)の服装

各地で気温が上がり、上海、広州、香港などの都市部は特に蒸し暑くなります。
北京では35度を超えることも。通気性のある服装で過ごし、紫外線対策も万全にしましょう。
上海などは日本と同じように梅雨や台風の時期があります。

秋(9月~11月)の服装

気温が下がってきますが、暖かい日もあり、過ごしやすい季節です。

一日のなかでも気温の変化が大きくなるため、脱ぎ着のしやすい上着を持っていると便利です。

冬(12月~2月)の服装

中国全域で寒さが厳しく、北京では平均気温が0度以下になる時期もあります。

上海はそれほど気温が下がりませんが、北風が吹き、体感温度が低くなります。

裏地の付いたズボンや、厚手のコート・ダウンジャケットなどを着て、防寒対策をしましょう。

ティッシュ・ウェットティッシュ・除菌シート

中国旅行中、ティッシュ・ウェットティッシュ・除菌シートの出番は多く、持ち歩くと重宝します。

中国のトイレには紙がないことが多く、ティッシュがないと困ります。日本から持参したトイレットペーパーをカバンに入れておくのもおすすめです。

また、屋台で食事をする際に手やテーブル周りを拭くのに、ウェットティッシュや除菌シートが役立ちます。飲食店ではおしぼりが出ないか、もしくは有料なので、ぜひ携帯しましょう。

マスク

マスク

以前より状況は改善したものの、中国ではPM2.5による大気汚染がいまだ問題になっています。

訪れる都市によっては、健康を守るためにPM2.5対応のマスクを用意しておきましょう。

もちろん感染症対策としてもマスクは有効です。数種類のマスクを持っていって使い分けるのもよいですね。

スキンケア用品・化粧品

中国を旅行する際は、スキンケアに気を付けましょう。

大気汚染が気になる都市部や、北部や内陸部の乾燥地域では、肌へのダメージが大きくなります。

使い慣れた化粧水や乳液を持参して、念入りにスキンケアを行ないましょう。

乾燥対策のため、保湿効果の高いスキンケア用品を使用することをおすすめします。

歯みがきセット

中国のホテルには、歯みがきセットの備え付けがある場合が多いのですが、品質が良くないこともあります。

日本で買った歯みがきセットを持っていくのもおすすめです。

常備薬

旅先では、慣れない環境のため体調を崩しやすくなります。特に、中国旅行では辛くて脂っこい中国料理を食べ過ぎて、胃腸の調子を悪くする人も少なくありません。

そんなときのために、日本から胃腸薬や風邪薬などの常備薬を持っていきましょう。

医薬品はもともとの容器に入れたまま、説明書とともに持ち込んでください。そのほうが入国時に検査された際、種類の特定がしやすくなるためです

中国への医薬品の持ち込みについて詳しくは、厚生労働省の公式サイトを確認しましょう。

生理用品

必要に応じて、使い慣れた生理用品を持っていきましょう。

現地で買うこともできますが、品質が良くない場合もあります。3日分ほど持っていくと、急なときにも安心です。

スマホ

今や旅の必需品ともいえるスマホ。写真・動画撮影、中国語から日本語への翻訳など、あらゆる場面で活躍します。また、ホテルの予約確認書などの必要書類を示す際にも、現地の情報や地図を調べる際にも役立つため、忘れずに持参しましょう。

ただし、中国でのスマホ利用には注意が必要です。

日本で使っているスマホのアプリが、中国では規制により使えない場合があります。また、スパイ防止法により、持っていったスマホやパソコンを中国当局が調べることも可能になりました。

スマホの取り扱いには、十分気を付けましょう。

ちなみにSIMカードは、日本で契約しているSIMをそのまま利用すると、申し込みや返却の手続きをする必要がありません。

おすすめは楽天モバイルahamoで、中国でも追加料金なしで利用できます。

楽天モバイルやahamoについては、後で詳しく解説します

充電器・ケーブル

スマホ、タブレット、カメラなどに使用する充電器とケーブルも、忘れないよう準備段階でカバンに入れましょう。

スマホやタブレットの充電器は、中国の電圧(220V)に対応しており、変圧器は不要です。気になる方は、念のため充電器の表示をご確認ください。充電器に「100~240V」と記載されていれば、中国でも使用できます。

モバイルバッテリー

中国旅行中、スマホの充電切れは避けたいところ。特に、中国では観光地までの移動距離が長くなる場合が多く、スマホのバッテリーの消費が早くなりがちです。

移動中にスマホを充電できるよう、モバイルバッテリーを持ち歩きましょう。

画像のモバイルバッテリーは、iPhone 16を約2回充電できる大容量かつ、クレジットカードサイズというコンパクトさを実現。持ち運ぶ際にも大変便利です。

変換プラグ

変換プラグ(タイプC)

中国のコンセントは、おもに日本と同じAタイプですが、Cタイプ(画像)、Oタイプ、Iタイプとなっている場合もあります。

そのため、ホテルでスマホなどを充電する際には変換プラグが必要です。

さまざまなタイプのコンセントでも対応できるように、世界各国のコンセントにつなげる変換プラグを1つ購入しておくと安心。ほかの国への旅でも使い回せます。

日本の会社では、無印良品サンワサプライなどが発売していますので、チェックしてみてください。

SIMカード・レンタルWi-Fi

中国では、空港・ホテル・カフェ・地下鉄などの公共エリアで無料Wi-Fiを利用できますが、利用する際に中国の電話番号が必要な場合もあり、それほど自由ではありません。

また、中国のインターネットに接続すると、政府による検閲や規制の対象となり、日本のWebサイトに接続できない、あるいは普段使用しているアプリが使えない場合があります。

そのため、気兼ねなくインターネットを利用したいのなら、SIMカードやレンタルWi-Fiを持っていきましょう。

国際ローミングでスマートフォンのデータ通信を利用すると、料金が割高になるため注意が必要です。

楽天モバイルahamoの海外データ通信サービスなら、追加料金なしで使えるのでおすすめ。

楽天モバイルは月2GBまで無料です。やや少ないと思うかもしれませんが、動画の視聴にはホテルのWi-Fiを使うなどの工夫で、4〜5日は乗り切れます

さらに、アプリ「Rakuten Link」利用で、中国から日本への通話が無料になります!0570番号など、一部例外はあるのですが、携帯番号や市外局番で始まる番号などには無料で電話できます

楽天モバイル公式サイトには、次のボタンからアクセスしてみてください。

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2GBではどうしても不安なら、ahamoをご検討ください。月30GBまで追加料金なしで使えるので!

ただし、以下の点には注意が必要です。

ahamoの注意点
  • 15日以上海外で使うと速度制限がかかる
  • 中国で使った分、日本で使えるギガも減る
    (30GB/月は中国+日本の容量)

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スーツケースなどの鍵

スーツケース

スーツケースやバッグの鍵は、必ず持っていきましょう。現地でスーツケースなどを開けられないと、場合によっては鍵を壊さないといけなくなります

スーツケースの鍵は通常、予備を含めて2本付いてきます。鍵をなくしたときのために、予備の鍵も一緒に持っていき、スーツケースやバッグとは別のところに入れておきましょう。

中国旅行にあると便利な持ち物

中国旅行にあると便利な持ち物を、次の5つのジャンルに分けて解説します。

書類などから見ていきましょう。

書類など

中国旅行に必要(または持っていきたい)書類などは、次のとおりです。

順に見ていきましょう。

海外旅行保険証書

たとえ短期間であっても、海外旅行中は何が起きるかわかりません。

予期せぬ病気や事故により、旅先の病院で治療を受けることになった場合、保険なしで治療を受けると大きな出費になる可能性があります。中国では、より良い治療を受けようとすると、治療費はかなり高額です。

そのため、もしものときに備えて海外旅行保険に加入し、保険証書の控えを常に持ち歩くようにしておくとよいでしょう。

病院で治療を受けたときは、必ず診断書や領収書をもらうようにしましょう。
保険会社にいつでも連絡できるよう、問い合わせ先をメモしておくと安心です。

ホテルの予約確認書

ホテルの部屋

事前に予約したホテルの予約確認書があれば、予約や支払いが済んでいることの証明になり、チェックインやチェックアウトのときも手続きがスムーズです。

すぐ提示できるよう、スマホに保存するほか、プリントアウトしたものを持っていると便利です。

衣類・身につけるもの

衣類や身につけるものは、次のとおりです。

順に解説します。

薄手の上着やカーディガン

カーディガン

中国のほとんどの地域では、春や秋に朝晩の気温差が大きくなります。

また、夏には室内の冷房が効きすぎることもあるので、体温調節のために薄手の上着やカーディガンを用意しましょう。手軽に羽織れて重宝しますよ。

上着やカーディガンは、空調の効いた飛行機の中でも役立ちます。

歩きやすい靴

靴

中国旅行は歩くことが多いため、履き慣れた靴で出かけましょう。季節に合わせた靴を選ぶことが大事なポイントです。

一年を通しておすすめなのはスニーカーですが、夏は蒸れるのを防ぐサンダル、冬は防寒対策として暖かいブーツを履くのもよいでしょう。

帽子

帽子

中国の夏は日差しが強くなり、多くの地域で気温が30度以上にまで上がります。

紫外線対策や日射病予防のため、帽子を持っていきましょう。

耳や首もしっかりカバーできる帽子がおすすめ。
UVカットタイプの帽子を選ぶと、より効果的に紫外線対策ができます。

サングラス

サングラス

夏の紫外線対策として、帽子とともにサングラスの着用もおすすめします。強い日差しから目を守りましょう。

黒いメガネに抵抗があるなら、レンズが透明なクリアサングラスもおすすめです。

メガネ・コンタクト

コンタクトレンズ

メガネやコンタクトレンズを使っている人は、忘れずに持っていきましょう。

コンタクトレンズの洗浄液や、目の乾燥を防ぐ目薬も、使い慣れたものを持参することをおすすめします。

中国では、大気汚染が目の状態に影響する場合があります。
普段コンタクトの人も、メガネを持っていくとよいでしょう。

パジャマ・部屋着

パジャマ・部屋着

中国のホテルでは、多くの場合パジャマの提供がないため、日本から着慣れたパジャマや部屋着を持っていくことをおすすめします。

夜も快適に眠れるように、そのときの気候に合ったものを用意しましょう。

水着・ビーチサンダル・ラッシュガード

ビーチへ行く予定があるなら、水着やビーチサンダルを持っていきましょう。

ラッシュガードも着用して、夏の日差しから肌を守ってください。

中国には有名な温泉地もあります。
日本と違って水着着用で入浴することが多いため、水着を持っていきましょう。

スリッパ

中国のホテルでは、スリッパの備え付けがある場合も多くあります。

自分用の携帯スリッパを持っていくと、飛行機のなかでも使えて、足もとからリラックスできます。

耳栓・アイマスク

耳栓

飛行機で東京から北京まで行く場合の所要時間は約4時間で、上海までは約3時間半です。

機内で過ごす時間はそこまで長くありませんが、しっかり休みたい場合は耳栓やアイマスクなどを使いましょう。

身の回り品

中国旅行を快適にしてくれる身の回り品は、次のとおりです。

シャンプーなどから見ていきましょう。

シャンプー・コンディショナー・ボディソープ

中国のホテルでは、シャンプー・コンディショナー・ボディソープなどのアメニティが、ひととおりそろっていることが多いのですが、品質が良いとは限りません

使い慣れたものを小分けの容器に入れて持参すると安心です。

エコバッグ

中国では、基本的にレジ袋を禁止しており、店舗でレジ袋が提供されることはありません。そのため、エコバッグを持参すると重宝します。

折りたたみ傘

中国は夏場、雨が降りやすくなります。特に南部の地域では突然激しい雨が降ることがあるため、注意が必要です。

日本から、軽くてじょうぶな折りたたみ傘を持っていき、バッグに入れて持ち歩きましょう。

アンブレラポーチに使用後の折りたたみ傘を入れれば、バッグの中が濡れるのを防げます。

日焼け止め

日焼け止め

夏の中国は日差しが強いため、紫外線対策が必要です。

日焼け止めは中国で買うこともできますが、肌に合わない場合があります。

使い慣れたものを持っていき、こまめに塗り直しましょう。

爪切り・綿棒・絆創膏

爪切りを持参すると、旅先で爪を切れて便利です。

また、綿棒があれば耳を清潔にでき、絆創膏があれば、ちょっとした傷や靴ずれができてしまったときに役立ちます。

ニッパータイプの爪切りを手荷物に入れると空港で没収されるため、預け入れ荷物に入れましょう。
クリッパータイプ(画像)の爪切りなら、機内へ持ち込めます。

虫よけ・かゆみ止め

虫よけ

夏に旅行する場合は、虫に要注意です。

日本と同じように蚊がいるので、虫よけスプレーやかゆみ止めを持っていきましょう。

洗濯用品

旅先で洗濯ができれば、下着や靴下などの持ち物を減らせます

洗剤や洗濯物を干す紐などの洗濯グッズを持っていくとよいでしょう。

ガジェット・電化製品

あると便利なガジェットや電化製品は、次のとおりです。

順に解説します。

変圧器

電圧は日本では100Vなのに対して、中国では220Vです。そのため、220Vに対応していない電化製品を中国のコンセントで使用すると、故障や火事の原因になるおそれがあります。必要に応じて、変圧器を使用しましょう。

おすすめは、経済産業省認証済みのコンパクトな変圧器。多種多様な形状のコンセントにも対応しています。

カメラ

中国では大自然の絶景や歴史的建造物、近代的な都市風景など、写真を撮りたくなるようなスポットが数多くあります。

スマホでも写真は撮れますが、せっかくなのでカメラで撮影してはいかがでしょうか。こうすれば、より美しい写真が残せるほか、スマホのバッテリー消費も抑えられます。

予備のバッテリーやメモリーカードも持っていきましょう。

自分も入れて撮影するなら、ミニ三脚や自撮り棒を持っていくと便利です。ただし、使用が禁止されている場所もあるため、注意しましょう。

イヤホン

日本から中国までのフライトで音楽や映画を楽しみたい場合は、イヤホンを持参しましょう。

ただし、航空会社のなかには、イヤホンの貸し出しサービスを終了しているところもあるので、注意してください。

Bluetoothのワイヤレスイヤホンは、機内でも使えます。

ヘアアイロン・ドライヤーなど

中国のホテルには、ドライヤーの備え付けがある場合がほとんど。

なお、いつも使っているヘアアイロンやドライヤーを持っていきたい場合は、変圧器が必要です。ただし、消費電力が大きすぎるため故障するリスクもあります。

海外対応製品を購入することも検討しましょう。

その他

ここまでご紹介してきた持ち物に加え、中国旅行に持参したいアイテムは次のとおりです。

順に見ていきましょう。

スーツケースベルト

空港でスーツケースを預ける前に、スーツケースベルトを付けておくと、スーツケースが意図せず開いてしまう事態の防止に役立ちます。また、ピックアップするときの目印にもなり、スーツケースの取り違えのリスクも低くなるでしょう。

デジタルスケール(はかり)

デジタルスケール

お土産探しは中国旅行の楽しみの一つですが、つい買いすぎると重量を超過してしまいかねません。そうなると、空港で追加料金を支払う必要が生じます。

そんな心配を解消するためにおすすめなのが、デジタルスケール。

スーツケースやバッグなどの持ち手に巻き付けて持ち上げれば、簡単に重さを量れて、荷物の重量がオーバーすることもありません。買う量を見極めやすくなるでしょう。

中国旅行の持ち物についてよくある質問

中国旅行の持ち物について、よくある質問をまとめました。

中国への持ち込みが制限されているものは?

主な持ち込み禁止品は、次のとおりです。

・動植物およびその製品

肉類・魚類およびその加工品・乳製品・卵・マヨネーズ・果物や野菜およびその種子や苗木・動物の死体・標本・土壌。

・中国の政治・経済・文化・道徳に有害な印刷物や記憶媒体

中国以外の国では特段の問題がないとされる書籍や刊行物でも、中国税関で「中国にとって有害」とみなされれば没収される可能性があります。

・わいせつな書籍や画像

処罰され、中国から長期間にわたって出国が認められなかった例があります。

・麻薬類

麻薬の持ち込みは重罪です。

なお、ペットの持ち込みとして認められるのは、検疫に合格した犬と猫のみとなります。飼い主1人に対して1匹です。


また、処方薬は、個人で使用する量だけしか持ち込みが認められていません。薬・処方箋・処方量・診断書などを税関に提示し、持ち込みできるかの判断を受けます。規制は厳しく、没収されることもあります。

持ち物の制限について詳しくは、外務省安全ホームページでご確認ください。

現地で調達できるものは?

基本的に、衣類や日用品、ガジェット類などは、中国でも普通に購入できます。

ただし、日本で買えるもののほうが品質が高く、使いやすい場合が多いため、持参することをおすすめします。

子ども連れの場合に必要なものは?

小さなお子さんを連れて中国へ旅行するときは、お子さんの年齢に合わせて次のものを持っていくと安心です。

  • 紙おむつ
  • おしり拭き
  • ミルク
  • 離乳食
  • 子ども用カトラリー
  • 抱っこ紐
  • 母子手帳のコピー
  • おねしょシーツ
  • 子ども用日焼け止め
  • 虫よけスプレー
  • 飛行機内での暇つぶしグッズ(おもちゃ・折り紙・カードゲームなど)

このほか、ベビーカーもあると便利です。飛行機に搭乗する際は、預け荷物として扱ってもらえます。

中国滞在中、現地の緊急情報を手に入れる方法は?

外務省から最新の安全情報が受け取れる「たびレジ」というサービスに登録しておきましょう。事件や事故、自然災害などの緊急事態が起きた際、現地の大使館・総領事館からメールで最新情報が届きます。

中国旅行で初心者が注意すべきことは?

初めての中国旅行の際、安全に過ごすために次の点に注意しましょう。

・旅行客を狙った犯罪を警戒する

中国は治安が良いといわれますが、スリ・置き引き・ひったくりなどの犯罪は発生しています。貴重品から目を離さないようにしましょう。防犯対策として、荷物に付ける南京錠やワイヤーロックを使うのもおすすめです。

・撮影が禁止されているものを撮らない

カメラで景色を撮影する際は、撮影禁止とされるものを撮らないよう注意が必要です。国家機密に触れると判断されるもの、例えば軍事施設・国境管理施設などを撮影することは厳しく禁止されています。うっかり撮影すると、観光客であっても処罰の対象となります。

・中国の祝日の混雑を踏まえて予定を立てる

中国の大型連休にあたる時期は、観光地や公共交通機関の混雑に注意しましょう。なかでも春節(旧正月)・国慶節などの前後は、多くの人が帰省や旅行をするため、中国国内の移動やホテルの予約が困難になる場合があります。

・買い物では価格交渉をしてみる

中国の市場や観光地の店舗では、価格交渉をするのが普通です。買う意思を見せたあと、値引きをお願いしてみましょう。基本的な会話を覚えていくと、お得に買い物ができます。

まとめ

この記事では、中国旅行の持ち物リストと持ち込んではいけないもの、よくある質問をまとめました。

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中国旅行の持ち物リスト
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※2 おすすめの収納場所です。

カテゴリ持ち物必要度 ※1収納 ※2
書類などパスポートバッグ
eチケット控えスマホ・バッグ
海外旅行保険証書バッグ
ホテルの予約確認書スマホ・バッグ
財布に入れるもの現金財布
クレジットカード財布
衣類・身につけるもの洋服・下着・靴下スーツケース
薄手の上着やカーディガンスーツケース
歩きやすい靴スーツケース
帽子バッグ
サングラスバッグ
メガネ・コンタクトバッグ
パジャマ・部屋着スーツケース
水着・ビーチサンダル・ラッシュガードスーツケース
スリッパバッグ
耳栓・アイマスクバッグ
身の回り品ティッシュ・ウェットティッシュ・除菌シートバッグ
マスクバッグ
シャンプー・コンディショナー・ボディソープスーツケース
スキンケア用品・化粧品バッグ
歯みがきセットスーツケース
常備薬バッグ
エコバッグスーツケース
折りたたみ傘バッグ
日焼け止めバッグ
爪切り・綿棒・絆創膏スーツケース
虫よけ・かゆみ止めバッグ
生理用品バッグ
洗濯用品スーツケース
ガジェット・電化製品スマホバッグ
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モバイルバッテリーバッグ
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変圧器スーツケース
SIMカード・レンタルWi-Fiバッグ
カメラバッグ
イヤホンバッグ
ヘアアイロン・ドライヤーなどスーツケーㇲ
その他スーツケースベルト
スーツケースなどの鍵バッグ
デジタルスケール(はかり)スーツケース

このリストは、PDFGoogleスプレッドシート形式でダウンロードできます。ぜひ準備にご活用ください。

しっかりと準備を整え、安全に気を付けて中国の旅を楽しみましょう。

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